Canon AE-1

Canon AE-1 フィルムカメラ修理

今日は、キヤノンAE-1のフィルムカメラ修理をご紹介します。

キヤノンAE-1は、1976年(昭和51年)に発売され、マイクロコンピューター(マイコン)を内蔵し、TTL開放測光、シャッタースピード優先AEを採用した画期的なカメラです。

ちなみに、マイコンと言えば、同年1976年に、ジョブスとウォズニアックが、ガレージで作ったワンボードマイコン「Apple I」が発売された年です。
Appleと言えば、今は、パソコンよりも、iPhoneが特に有名ですが、そのiPhoneのシャッター音の原音は、今回紹介した「Canon AE-1」であることは、有名な逸話です。

今から、約45年前のマイコンを搭載した「Canon AE-1」が、今でもマイコン部分が故障せずに動作している事に驚きを隠せません。 

修理内容

こちらのAE-1はミラーアップと絞り連動不良の修理、そしてカメラ全体の整備ということで承りました。

分解

トップカバーを外した状態
トップカバーを外すと、配線が入り乱れていて、時代を感じさせる設計です。

Canon AE-1 分解

Canon AE-1 トップカバーを外した状態

ミラーボックスを取り出した状態
ミラーアップと絞り連動不良の修理、ファインダー清掃のため、ミラーボックスを取り出します。

Canon AE-1 分解

Canon AE-1 ミラーボックスを取り出した状態

ミラーアップの原因箇所
ミラーアップの原因は、リターンミラーを上下させるためのギアの油切れが主な原因です。

Canon AE-1 分解

Canon AE-1 ミラーアップの原因箇所

絞り連動不良の原因箇所
絞りの連動不良の原因は、連動レバーからつながる手裏剣のようなギアの油切れが主な原因です。

Canon AE-1 分解

Canon AE-1 絞り連動不良の原因箇所

ファインダー清掃
フレネルレンズが曇って、かなり汚れています。
何かで書いたような変なキズのようなものがありますが、清掃すると除去できます。

Canon AE-1 分解

Canon AE-1 フレネルレンズ

主な修理内容

・ミラーアップ修理
・絞り連動不良修理
・露出計調整
・シャッター速度調整
・シャッター幕軸注油
・ソノレイド清掃
・ファインダー分解清掃
・劣化モルトモルト交換
・フィルム室清掃
・外観清掃
この修理ブログの目的は、修理をご依頼していただいたお客様に向けての修理内容のご紹介となっております。
こちらの修理ブログを見て、お問い合わせいただいたお客様の同一機種のカメラの修理をお約束するものではありませんので、あらかじめご了承ください。

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