minolta X-1 (ミノルタX-1)のフィルムカメラ修理

MINOLTA X-1

今日は、ミノルタX-1のフィルムカメラ修理をご紹介します。

ミノルタX-1は時々、修理の依頼がありますが、交換部品が無く、修理ができないことも多々あるため、お客様にご迷惑をお掛けしてしまうということで、基本的には修理をお受けすることが難しいことをお伝えしております。

今回も、ご依頼がありましたが、部品が無いなど、修理できないことを、お客さまにご説明させていただき、一旦お断りしたのですが、「修理不可でもよい」ということで、お預かりさせていただきました。

修理内容

こちらのX-1は一応、動作はするのですが、スローシャッターがやや不安定です。

AEファインダーの絞り連動レバーが時々、戻りずらい時があります。

ファインダー内も汚れが酷く、スクリーンもカビとキズが目立ちます。

裏蓋やミラーボックス内に、かなりカビが生えています。
モルトもかなり劣化しており、フィルム室内にモルトのカスがかなり落ちています。

AEファインダー

絞りの連動は糸で繋がっています。

電池室近くの配線
配線が切れかかっています。

ミラーボックスを外した状態

基本的には、部品交換はせずに、分解清掃での修理となります。