RICOH AUTO HALF

今日はリコーオートハーフのフィルムカメラ修理をご紹介します。

オートハーフは1962年11月に発売されました。

今回紹介する、こちらのカメラは初期型のオートハーフです。

オートハーフと言えば、ゼンマイ式の自動巻き上げが特長的で、ゼンマイを巻くと、25枚前後は自動で巻き上げができます。ハーフサイズなので、通常36枚のフィルムで、72枚くらいの撮影ができます。

修理内容

こちらのオートハーフですが、ボディに打痕がみられますが、一応シャッターは動作している様子です。

しかし、全体的な動きは悪く、油が固着しているためか、ゼンマイ式の自動巻き上げも調子が悪いため、分解清掃を行いました。

また、ファインダー内もかなり汚れが目立つため、ファインダーブロックを取り出して、分解清掃しました。

レンズにカビは見られませんでしたが、ゴミが目立つため、こちらも分解清掃を行いました。

モルトプレーンは、かなり劣化しているため、交換を行っています。

前カバーを外したところ

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