PENTAX ME super
今日はペンタックスMEスーパーのフィルムカメラ修理をご紹介します。
修理について
こちらのME superは、下記のような不具合で、修理依頼がありました。
・電池蓋の脱落
・露出補正リングが固い
・本体内部およびファインダー内部の清掃補修
![PENTAX ME super 分解](https://tokyo-camera-repair.com/wp-content/uploads/2020/07/me_super_04.png)
電池蓋の脱落
電池蓋の脱落の原因は、ボトムカバーの電池蓋の溝のすり減りです。
この部分はボトムカバーにかしめてあるため、ボトムカバーごと交換となります。
露出補正リング
露出補正リングが固い原因は、分解清掃することで、固さが取れました。
ファインダー
ファインダー内の汚れ以外に、フォーカシングスクリーンにキズがありましたので、フォーカシングスクリーンは交換を行っています。
ME superのフォーカシングスクリーン交換は、ユーザーで取り外し交換できるタイプではないため、分解が必要となります。
シャッターユニット分解と羽根の洗浄
シャッターユニットの軸にゴミが付着しているため、分解清掃を行いました。
シャッター羽根は1枚1枚、洗浄しています。
![PENTAX ME super シャッター羽根洗浄](https://tokyo-camera-repair.com/wp-content/uploads/2020/07/me_super_06.png)
ミラーボックス裏
ME superのミラーボックスの裏には遮光用のモルトが貼ってあります。
このモルトは経年劣化でボロボロになっていますので、交換を行いました。
![PENTAX ME super ミラーボックス](https://tokyo-camera-repair.com/wp-content/uploads/2020/07/PENTAX-ME-super.png)
主な修理内容は下記の通りです。
・ボトムカバー交換
・露出補正リング清掃
・セルフタイマーへの注油
・シャッターユニット分解清掃
・シャッター羽根洗浄
・ミラーボックス内ダンパー交換
・シャッター速度確認(マニュアル時)
・露出計調整
・露出値確認
・ファインダー分解清掃
・フォーカシングスクリーン交換
・フィルム室清掃
・外観清掃
・モルト交換
・フィルム巻き上げ時マーク交換
・露出補正リング清掃
・セルフタイマーへの注油
・シャッターユニット分解清掃
・シャッター羽根洗浄
・ミラーボックス内ダンパー交換
・シャッター速度確認(マニュアル時)
・露出計調整
・露出値確認
・ファインダー分解清掃
・フォーカシングスクリーン交換
・フィルム室清掃
・外観清掃
・モルト交換
・フィルム巻き上げ時マーク交換
![PENTAX ME super フィルムカメラ修理](https://tokyo-camera-repair.com/wp-content/uploads/2020/07/me_super_03.png)
この修理ブログの目的は、修理をご依頼していただいたお客様に向けての修理内容のご紹介となっております。
こちらの修理ブログを見て、お問い合わせいただいたお客様の同一機種のカメラの修理をお約束するものではありませんので、あらかじめご了承ください。
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