OLYMPUS PEN EE-3
今日は、オリンパスPEN EE-3のフィルムカメラ修理をご紹介します。
PEN EE-3は1973年から1986年までの13年間、ペンシリーズとして最後まで生産された機種です。
貼り革がブラックになったのもこの機種からです。修理内容
こちらのPEN EE-3は、下記のような症状で修理依頼がありました。
・ASA環を白文字のところで合わせて撮影しようとするととシャッターが切れず赤ベロが出る
・以前は撮れていた明るさでも撮れない
・オレンジ色の数値に合わせるとシャッターは切れる
・以前は撮れていた明るさでも撮れない
・オレンジ色の数値に合わせるとシャッターは切れる
ASA環を白文字のところに合わせても撮影が出来ない原因として、受光素子の劣化や露出計の不具合が考えられますが、こちらのPEN EE-3は写真にあるように、ねじが1本、露出計の中に入り込んでしまっていたことが原因でした。そのため、露出計の針が作動せず、撮影が出来ない状態でした。
この露出計に入り込んでいたねじは、シャッター羽根を固定するねじでしたが、ねじは3本中3本、つまりすべてのねじが外れていました。
主な修理内容は下記の通りです。
・シャッター羽根分解清掃
・露出計不動修理
・ファインダー分解清掃
・劣化モルト交換
・レンズ分解清掃
・フィルム室清掃
・外観清掃
・露出計不動修理
・ファインダー分解清掃
・劣化モルト交換
・レンズ分解清掃
・フィルム室清掃
・外観清掃
この修理ブログの目的は、修理をご依頼していただいたお客様に向けての修理内容のご紹介となっております。
こちらの修理ブログを見て、お問い合わせいただいたお客様の同一機種のカメラの修理をお約束するものではありませんので、あらかじめご了承ください。
こちらの修理ブログを見て、お問い合わせいただいたお客様の同一機種のカメラの修理をお約束するものではありませんので、あらかじめご了承ください。