Konica C35 flash matic
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仕様
フィルム 135サイズ ファインダー 採光式ブライトフレーム 倍率0.46× シャッター速度・絞り目盛 露出警告マーク フラッシュシグナル表示 距離計 一眼二重像合致式連動距離計補色鏡使用 シャッター コパルBマット特殊プログラム自動シャッター シャッタースピード B・1/30~1/650秒(B露出は絞り開放)・シンクロ速度1/25秒 レンズ HEXANON38mm F2.8(3群4枚)カラーダイナミックコーティング 焦点調節 レンズ全群回転繰出しヘリコイド回転角 48°至近距離 1m 露出調節 CdS使用のEE機構による自動露出調節 電源 MR44×1 大きさ 幅112mm x 高さ70mm x 奥行52mm 重量 380g 発売年月 1971年(昭和46年)8月 発売価格 24,700円 修理内容
こちらのコニカC35フラッシュマチックは、下記不具合があり、修理依頼がありました。
ファインダー
左が交換に用意したハーフミラー 右が腐食してメッキが剥がれたハーフミラー
ファインダー内にカビのようなものがあるのできれいにしたいとのことです。カビのような汚れは、ハーフミラーの腐食(メッキ剥がれ)が原因でしたので、ハーフミラーの部品交換を行っています。
ハーフミラーを交換すると、ピント合わせの距離計がズレてしまうため、距離計の調整も合わせて行っております。
ハーフミラー交換後のファインダー 巻き上げ不良
動作確認の為シャッターの空打ちを何度かしてみたら巻き上げレバーが戻らなくなってしまったとのことです。
こちらは、噛み合わせ不良だったため、分解して修理を行いました。
修理後は、問題無くシャッターは切れています。
セルフタイマーレバー
セルフタイマーのレバーが劣化していたのか割れて取れてしまったとのことです。
セルフタイマーのレバー部品を調達して、取り付けを行いました。
レバー取り付け後、正常にセルフタイマーは機能しています。
露出計動作不安定
カメラをお預かりした際、動作確認をしたところ、露出計の動作が不安定でした。
露出計の指針がかなりふらつき、安定しません。
接点不良が考えられますので、接点の清掃を行ったところ、動作が安定しました。
主な修理内容は下記の通りです。
・露出計不良修理
・巻き上げ不良修理
・セルフタイマー部品交換
・ハーフミラー部品交換
・ファインダー清掃
・距離計調整
・レンズ清掃
・劣化モルト交換
・フィルム室清掃
・外観清掃
この修理ブログの目的は、修理をご依頼していただいたお客様に向けての修理内容のご紹介となっております。
こちらの修理ブログを見て、お問い合わせいただいたお客様の同一機種のカメラの修理をお約束するものではありませんので、あらかじめご了承ください。
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