被写体を見つめるだけでピントが合う夢の機能、「視線入力AF」が搭載されたカメラです。
EOSでの視線入力AFは、「EOS5」がすでに実現していましたが、「EOS55」では、視線入力のレスポンスの向上が図られて、「EOS5」と比べて約半分に短縮されており、高速なAF合焦性能を誇ります。
また、「EOS5」では実現されていない、縦位置の構図でも視線入力対応しています。
仕様
| 形式 | 35㎜一眼レフ |
| ファインダー | ファインダー視野率(縦x横)90%×92％ ファインダー倍率（50mm∞位置）0.71倍 |
| フォーカス | AF / MF |
| シャッタースピード | 30～1/4000秒 |
| マウント | EOSマウント |
| 測光モード | 評価/部分/中央部重点平均 |
| 測距点 | 3点 |
| 使用電源 | 2CR-1/3Nリチウム電子（6V）、または4LR44アルカリマンガン電池を1個 |
| 大きさ | 幅152.5mm x 高さ104.5mm x 奥行71mm |
| 重量 | 595g |
| 発売年月 | 1995年(平成7年)9月 |
| 発売価格 | 88,000円（ボディのみ） |
修理内容
こちらのキヤノンEOS55は、裏蓋の爪が折れて、ロックが出来ない状態とのことで、修理依頼がありました。
裏蓋ロック不良
裏蓋のロック不良は、経年劣化によるボディ側の鉤爪（かぎづめ）部品の破損が原因です。
この箇所部品は、プラスチック製で作られているため、経年劣化により、折れやすくなっています。
修理は、このボディ側の鉤爪部品の交換となります。
なお、この鉤爪部品は、EOS55だけでなく、EOS7やEOS7Sと共通の部品となっています。
この修理レビューの目的は、修理をご依頼していただいたお客様に向けての修理内容のご紹介となっております。 こちらの修理ブログを見て、お問い合わせいただいたお客様の同一機種のカメラの修理をお約束するものではありませんので、あらかじめご了承ください。