Nikon F2 Photomic
修理内容
こちらのニコンF2は、通電不良修理のご依頼です。
通電不良
カメラをお預かりしてみると、フォトミックファインダーの反応はありませんでしたが、テスターを使って測ると、わずかに通電はしていました。
カメラを分解してみると、通電不良の原因が腐食と分かりました。
写真に写っている緑色の部分が腐食している箇所です。
腐食は、電池と接触する金属板から配線をつなぐ半田、さらにその先の配線内部にまで腐食が進行していました。
腐食した配線を除去して、新しい配線を引き直しました(引き直した配線は、緑色と黄色)。
腐食した金属板については、腐食部分を磨き、腐食した半田については除去して、引き直した配線を半田で付け直しています。
修理後、テスターを使って電圧を測りましたが安定した電圧が得られています。
フォトミックファインダーを使っての通電確認もしておりますが、指針の動きは安定しています。
主な修理内容は下記の通りです。
・通電不良修理
・モルト一部貼り替え
・フィルム室清掃
・外観清掃
・モルト一部貼り替え
・フィルム室清掃
・外観清掃
こちらの記事の目的は、修理をご依頼していただいたお客様に向けての修理内容のご紹介となっております。
こちらの記事を見て、お問い合わせいただいたお客様の同一機種のカメラ修理をお約束するものではありませんので、あらかじめご了承ください。
こちらの記事を見て、お問い合わせいただいたお客様の同一機種のカメラ修理をお約束するものではありませんので、あらかじめご了承ください。