10年不変のF-1から、その堅牢さを受け継ぎ、新設計のAE対応したフラッグシップ機がNew F-1です。シャッターは機械式と電子式を兼ね備える、ハイブリッド式のカメラです。

仕様
型式35mmフォーカルプレーンシャッター式一眼レフレックスカメラ
マウントFDマウント
シャッター4軸式布幕フォーカルプレーンシャッター
機械式と電子式の両方を備えたハイブリッド方式のシャッター
シャッタースピード1/2000・1/1000・1/500・1/250・1/125、1/90(X接点)、Bは機械式
1/60~8秒が電子式
ファインダー着脱可能アイレベル式
倍率0.8倍、視野率97%
測光方式SPC素子使用
交換スクリーンのタイプにより、中央部スポット測光、中央部分測光、中央重点平均測光のへ選択が可能
測光連動範囲は、EV-1~18(ISO100:F1.4)
フィルム感度使用域ISO 6~6400
使用電源2CR-1/3Nリチウム電子(6V)、または4LR44アルカリマンガン電池を1個
大きさ幅147mm x 高さ97mm x 奥行48mm
重量795g
発売年月1981年(昭和56年)9月
発売価格149,000円(アイレベルファインダーFN付きボディ)
修理内容

こちらのキヤノンNew F-1は、モルト交換とシャッター幕軸注油、シャッター速度調整などのご依頼です。

主な修理内容

  • 劣化モルト交換
  • シャッター速度調整
  • 点検清掃
  • 注油

劣化モルト交換

交換したモルトは、リターンミラー緩衝用モルト、フィルム室遮光用、ヒンジ遮光用です。
劣化したモルトは除去、清掃を行った後、貼り替えを行っています。

クランク軸

クランク軸を持ち上げた後、元に戻す際、軸の戻りが悪く、非常に固い状態でした。

クランク軸に変形や破損は無いため、クランク軸をグリスアップすることで、改善しました。

シャッター

シャッターは、測定器を使い、マニュアルモードにて、速度を測りました。

測定結果から、シャッター幕の先幕と後幕の幕速差が大きく、具体的には、後幕のズレが1/2000秒では、およそ1段程度遅い測定結果が出ていました。

シャッター速度については、調整を行いました。

Canon New F-1 フィルムカメラ修理
Canon New F-1については、限定的な修理のみとなり、オーバーホールのような修理は承っておりませんので、あらかじめご了承ください。
この修理レビューの目的は、修理をご依頼していただいたお客様に向けての修理内容のご紹介となっております。
こちらの修理ブログを見て、お問い合わせいただいたお客様の同一機種のカメラの修理をお約束するものではありませんので、あらかじめご了承ください。