Canon A-1

Canon A-1 フィルムカメラ修理

今日は、キヤノンA-1のフィルムカメラ修理をご紹介します。

修理内容

こちらのA-1は、40年程前に購入され、30年ほどカメラケースにて保管されていたとのことです。

そのため、レンズやファインダーには曇りやカビが見られ、モルトも劣化してボロボロの状態です。

絞りの連動レバーは鳴きが出ており、シャッターは切れない状態で、露出計も1.5段程度ズレています。

30年間、利用されずに保管されていたため、カメラの状態はあまり良くありません。
分解して、ゴミの除去、清掃、注油など、一通りの整備を行った後、シャッターや露出計の精度調整を行っていきます。

主な修理内容は下記の通りです。

・シャッター不良修理
・シャッター鳴き修理
・絞り連動不良修理
・ソノレイド清掃
・シャッター幕軸注油
・シャッター速度調整
・露出計調整
・電池蓋補修
・バッテリチェック用LED部品交換
・劣化モルト交換
・ファインダー清掃
・フィルム室清掃
・外観清掃

修理中の写真

トップカバー 分解
トップカバー 分解
ミラーボックス 分解
ミラーボックス 分解1
ミラーボックス 分解
ミラーボックス 分解2
バッテリチェック用LED交換
バッテリチェック用LED交換
プリズム カビ 曇り
プリズム カビ 曇り
レンズ 分解清掃
レンズ 分解清掃
この修理レビューの目的は、修理をご依頼していただいたお客様に向けての修理内容のご紹介となっております。
こちらの修理レビューを見て、お問い合わせいただいたお客様の同一機種のカメラの修理をお約束するものではありませんので、あらかじめご了承ください。