東京カメラリペアでは、お客様に安心して最適な状態のカメラをお使いいただけるよう、修理の基本は総合整備をおすすめしております。
総合整備(オーバーホール)
総合整備は、主に下記のような整備を行います。
・ファインダー/プリズム/スクリーン/ミラー清掃
・シャッタースピード点検・調整
・露出計点検・調整
・各部点検・調整、各部グリスアップ
・劣化モルト交換
(フィルム室・ミラー緩衝モルト・遮光モルト)
・カメラ外装の清掃
・シャッタースピード点検・調整
・露出計点検・調整
・各部点検・調整、各部グリスアップ
・劣化モルト交換
(フィルム室・ミラー緩衝モルト・遮光モルト)
・カメラ外装の清掃
測定器を使った調整の一例
修理作業は機種により異なります。
部品交換が必要な場合、別途部品代が掛かります。
レンズ分解・清掃(単焦点レンズに限ります)
レンズを分解して、清掃等を行います。
レンズ清掃の一例
写真はNIKKOR-H Auto 50mm f2
清掃前
清掃後
レンズのカビやクモリは、完全に除去できない場合があります。
バルサム切れやコーティングの劣化・はがれは修復できません。
レンズの状態により、修理不可能な場合があります。
超広角や超望遠、高速レンズ、特殊レンズ、オートフォーカスのレンズは修理を行なっておりません。
プリズム再蒸着
腐食したプリズムを再蒸着します。
再蒸着は、1個からでもお受けいたします。
特殊な形状のプリズムや、カメラのプリズム以外でも、再蒸着可能な場合もありますので、お問い合わせください。
再蒸着の一例
写真はニコンF アイレベルのプリズム
限定修理
モルトの貼り換えなど、限定した修理を行います。
モルト貼り換えの一例
写真はリコー オートハーフ
修理にあたりお客様へのお願い
東京カメラリペアでお預かりするカメラとレンズは、製造後、長期経過し、現在、部品の在庫がなくなり修理ができなくなったお品を、修理受付しております。
そのため、修理作業中に、部品が必要になった場合は、他の中古良品から、部品を取り外して部品交換いたします。新品部品を交換する場合と異なり、発売当時と同じ精度を出す事は出来ませんが、通常の撮影には差し支え無い範囲の修理を行います。
製品購入時の綺麗さ、感触、各部の作動音等は、保存状態・ご使用頻度・環境、部品の劣化具合等により同じ製品でも個々に差が出ます。
なお、電子基板の故障の場合は、修理できない場合もございます。
また、水没品、分解品、デジタルカメラの修理は受け付けておりません。
以上、修理ご依頼の際、あらかじめご理解の程、お願いいたします。