Nikomat FTN

Nikomat FTN フィルムカメラ修理

仕様

大きさ幅148mm x 高さ95mm x 奥行54mm

形式露出計内蔵
35mmフォーカルプレーンシャッタ式
一眼レフレックスカメラ
使用フィルム35㎜フィルム パトローネ入り 36枚または20枚撮り
画面サイズ24mmx35mm
シャッタ上下壮行式・メタルフォーカルプレーンシャッタ
B 1秒~1/1000秒
等間隔目盛 セルフタイマー内蔵
(シャッタ速度はファインダー内でも見える)
ファインダーペンタプリズム使用
アイレベルファインダー
マイクロプリズム式距離計内蔵
マット面とフレネルレンズ使用
ミラークイックリターン式
絞り込みボデー上部の絞り込みボタンによる
巻き上げレバー式 1作動 155度
露出計回路用スイッチと連動
コマ数計自動復元順算式
巻きもどしクランク式
シンクロ接点MおよびX接点
1/125秒以下の低速においてスピードライトに同調
露出計フィルム面の中央部(12mm円内)に届く光の強さを
測りシャッタおよび絞りに両連動する定点式CdS露出計
(TTL方式)、定点の合致はファインダー内および
ボディー上部より見える
フィルム感度範囲 ASA12~1600
連動範囲 F1.4レンズ使用でASA100にセットした場合
絞りf/1.4で1/4秒から絞りf/11で1/1000秒まで
水銀電池 1.3V 1個使用
ナショナルH-D型
東芝H-D型など
重量765g
発売年月1967年(昭和42年)10月
発売価格32,500円円(ボディのみ)

修理内容

Nikomat FTN フィルムカメラ修理

こちらのニコマートFTNは、「落下により、内部のプリズムが割れてしまっています。
撮影には支障がないようなのですが、ファインダーを覗いた際に端がバリバリに割れているのが目に入ります。」とのことで、修理依頼がありました。

カメラを拝見したところ、プリズムが割れた影響で、カメラ内部に細かいガラスの破片が散らばってしまい、その影響で、ミラー動作に支障が出ていました。

修理は、割れたプリズムを取り出し、カメラ内部に飛び散ったガラスの破片を取り除き、プリズムの交換を行っています。

Nikomat FTN フィルムカメラ修理
割れたプリズム

主な修理内容は下記の通りです。

・プリズム交換修理
・リターンミラー動作不良修理
・露出計動作不良修理
・露出計調整
・シャッター速度確認
・ファインダー清掃
・劣化モルト交換
・カメラ内部清掃
・フィルム室清掃
・外観清掃
こちらの記事の目的は、修理をご依頼していただいたお客様に向けての修理内容のご紹介となっております。
こちらの記事を見て、お問い合わせいただいたお客様の同一機種のカメラ修理をお約束するものではありませんので、あらかじめご了承ください。