minolta-SR-7

今日はミノルタSR-7のカメラ修理を行います。

ミノルタSR-7はコニカミノルタ(当時はミノルタカメラ)が1962年(昭和37年)に発売した外光式露出計を内蔵した一眼レフカメラです。

1962年(昭和37年)、この年に社名を「千代田光学精工株式会社」から「ミノルタカメラ株式会社」に商号を変えました。SR-7にはMINOLA CAMERA co.,LTD.の刻印が入っています。

ミノルタSR-7は世界で初めてCdS(硫化カドミウム)を受光素子に使った外光式露出計をボディに内蔵した一眼レフカメラです。外光式とは内光式(TTL)の逆、つまり、レンズを通さずに測光する方式のことで、外光式はレンズとは別の受光窓(正面から見て右側にある丸いのが受光窓)があり、そこから入る光をcdsで受けて測光し露出を決めています。

さて、こちらのミノルタフレックスSR-7の主な不具合は露出計が動作しない点です。

こちらは、露出計の交換修理を行います。
SR-7の露出計はシャッター速度に連動するよう、露出計とシャッターダイヤルが糸で繋がっています。

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