Nikon Photomic Finder DP-1露出計動作不安定 露出計精度調整

Nikon Photomic Finder DP-1

仕様

電池LR44（またはSR44）ｘ2個・CR1/3Nｘ１個

露出計	指針式（アナログ）
ファインダー視野率	視野率約100%、倍率0.8倍
測光方式	TTL開放測光（中央重点測光）受光素子CdS
被写体輝度測光範囲	0.25～16000cd/㎡ 測光範囲は ASA/ISO 100で EV1～17
絞り連動目盛	f1.2～f32
シャッタースピード目盛	B～1/2000
開放Fナンバー目盛	1.2～5.6

修理内容

こちらのフォトミックファインダーは、露出計の点検調整、各部清掃ということで修理依頼がありました。

摺動抵抗

こちらのフォトミックファインダーですが、指針の動きがやや不安定な面がありましたので、ファインダーを分解して摺動抵抗部分の清掃を行っています。

摺動抵抗の清掃後、清掃前より動作は安定しましたが、やはり不安定な面が残りました。

動作を安定させるには、ファインダーはしっかり装着し、絞り環を左右にしっかり振ってから使用する必要があります。

露出計精度

露出計の精度については、明暗差にもよりますが、指針は＋側に1段程度オーバーしています。

こちらは、測定器を使い、適正露出を示すよう、調整を行っています。

主な修理内容は下記の通りです。

修理後のお客様の声

こちらのフォトミックファインダーを納品後、お客様より、「早速、カメラに装着し確認したところ以前より全く快調になりました。」とのコメントをいただけました。